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ワイン愛好家が持っておきたいワイングッズ&アクセサリー

レストランなどで、お店の人が何か道具を使っていたり、グッズを利用してワインをサーブしたりするのを見て「あれは何だろう?」「何のために使っているんだろう?」「どうやって使うんだろう?」と思ったことがあるのではないでしょうか?きっと多くの人がそう思ったことがあるに違いありません。実際には、あまり知られていないけれども、ワインを楽しんだりワインを保存したりするときに役立つグッズがたくさんあります。その中から基本的なものをご紹介します!

デカンタ

ワイン愛好家が持っておきたいワイングッズ&アクセサリー

デカンタとは何でしょうか?デカンタがどのような形をしているか知っている人は多いと思いますが、何のために使うのかを正確に知っている人はあまり多くないかもしれません。

デカンタは大きなガラス製のピッチャーのようなもので、ワインをボトルまるまる一本入れることができ、ボトルからではなくデカンタからワインをサーブします。一般的に、デカンタはワインと空気を触れされるために使用します。また、古いワインを飲むときには、デカンタにワインを移すことによって澱を取り除くために使用する人もいます。

ワインは空気と触れることで香りが開花し、一層美味しくなります。縦に細長いデカンタよりは、ボールの部分が大きくて浅いものだとワインが直接空気と触れ合う面積が広いのでおすすめです。特に若いワインは飲む前に少し呼吸をさせる必要があるので、デカンタを使ってみてください。

コルクスクリュー

ワイン愛好家が持っておきたいワイングッズ&アクセサリー

みなさん、コルクスクリューはどんなもので、何のために使われるかご存じだと思いますが、様々な種類のコルクスクリューが何のためにあるのかはご存じないかもしれません。きっと皆さんが想像するよりもコルクスクリューの種類は多いかもしれません。

シンプルなコルクスクリュー

一番基本的なコルクスクリューで、金属のスクリューとハンドルだけの単純なものです。一般的にはこれで十分なのですが、コルクを抜くときに上手に引き抜くのが難しいこともあります。

ソムリエナイフ

ソムリエやワインのプロが利用するコルクスクリューです。この種類のコルクスクリューには、ワインボトルの口の部分にあるシールを切るための鋸歯状ナイフがついてます。このコルクの本体にはヒンジが付いていて、高さを変えることでコルクを抜く時にテコの原理を最大限に利用することができます。まず小さいV字の切り込みをコルクを少し動かすのに使い、コルクが半分くらい抜けたところで、大きいV字の切り込みを使ってみてください。

ウィング式コルクスクリュー

このタイプのコルクスクリューはコルクの真ん中に簡単に差し込むことができるので、ワイン初心者の人がよく使用しているのですが、天然のコルクを抜く場合はコルクの粉末や欠片がワインに落ちてしまうことがあります。さらに、ヴィンテージワインなどの古いコルクを抜こうとすると裂けてしまい、コルクの半分がワインに入ってしまうこともあります。

ハサミ抜き式コルクスクリュー

いわゆるコルクスクリューとは少し違うのですが、これはハンドルに金属の刃がついていて、古くて脆いコルクを抜く時に使います。この金属の刃をそれぞれコルクとワインの間に差し込み、ゆっくりと回しながら引き上げてコルクを抜きます。

真空ポンプ

ワイン愛好家が持っておきたいワイングッズ&アクセサリー
Vacuum Pump by Vacuvin

真空ポンプは、一度開けたワインをしばらくの間新鮮に保つために役立ちます。真空ポンプにはいくつかゴムのストッパーが付いていて、コルクが収まっていた場所に差し込みます。一度に全て飲まない場合には、このポンプを使うことで、一度開けたワインボトルから空気を取り除くことで酸化を防ぎ、封をすることができます。

ワインチラー

ワイン愛好家が持っておきたいワイングッズ&アクセサリー
Wine Cooler by Dade Design

アイスバケット(名前からすぐにどのようなものなのか分かると思うのですが)よりもワインチラーはどうでしょうか。ワインチラーはワインを冷やすのではなく、既に冷やしたワインを冷たく保つことしかできないのですが、アイスバケットよりも小さくて家で手軽に利用することができます。ワインチラーは小さく、ほとんどのものが二重構造になっており、ワインボトルが一本収まるくらいの大きさをしています。そして、数時間ほどワインを冷たく保つことができます。夏やパーティの時など、特に気温が高い場合にワインを数時間ほど出しておかなくてはならない場合にはおすすめです。

コラヴィン

ワイン愛好家が持っておきたいワイングッズ&アクセサリー

コラヴィンは、一般的にはプロの間で使用されていますが、ワイン愛好家にとっては魅力的なグッズかもしれません。ワインを開けなくてもコルクに針を刺し、ワインを抽出ことができるのです。

ワインを抽出すると同時にコラヴィンについているカートリッジからアラゴンガスがボトルに入るようになっていて、ワインが酸化しないようになっています。こうすることで、ボトルを開けずにワインを楽しむことができるのです。このまま1、2か月ワインを置いておくことはできますが、コルクには小さな穴が開いているため少しずつ空気が入ってしまうので、何年も寝かせることはできません。

ワインを楽しむためのグッズを全て網羅したわけではありませんが、一般的によく使われているものをご紹介しました。ワインの世界を楽しむのであれば、ここで紹介したグッズの中では、特にデカンタを購入することをおすすめします。デカンタを使用することでワインの風味を引き出すことができるので、特に高品質のワインやヴィンテージワインを楽しむのであればおすすめしたいです。特別なワインを飲むときには、風味を引き立て最高の状態でワインを出すために、いつもより少し時間をかけてみるのもいいですね!ぜひ、楽しんでくださいね!

シーダー

シーダー・ストルテナウはシカゴを拠点とするワインライター、又、コンサルタントであり、テクノロジー業界で短期間働いた後、彼女は、あらゆる食に対しての関心が高かったのでワインに拠点が戻りました。彼女が特に注目しているのは、消費者がワインを買いやすくなることと、あまり知られていない品種に関心を持てるようになることです。シーダーは現在、ワインの小売業で仕事をしているほか、ワインに関する記事を書いたり、小規模生産者のブランド開発に関するコンサルティングを行ったりしています。

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