ローストラムチョップとアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ

ワインと料理の相性

酸味のバランスの良い、ソフトな口当たりのこのワインは、ラムとの相性が抜群です。ワインの芳醇な果物(チェリー、カシス、ブルーベリー)の香りとベルベットのようなタンニンが、ラム肉にしみ込んだ中華のスパイスと見事に調和します。ワインのヴァニラ、オーク、そしてチョコレートの甘い香りが口の中に残るスパイスの辛さを和らげ、アマローネの香りが料理の味を引き立たせます。

材料

調理法

  1. ラムチョップを洗い、玉ねぎ、コリアンダー、クミン(5g)、王守義十三香、エシャロット、生姜、ニンニク、オイスターソースと混ぜ合わせ、1時間ほど漬けておく。
  2. ラムチョップを取り出し、余分なソースを取り除き温めたオーブンに入れる。
  3. ラムチョップがこんがりと色が付くまで焼き、山椒、残りのクミン、塩を振りかける。

ワイン

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコDOCG (Amarone Della Valpolicella Classico DOCG)
サルトーリ (Sartori)

ワインの概要厳選されたブドウを小さなプラスチックの箱に入れ、風通しのいい部屋で3ヶ月間乾燥させます。これは、アマローネのワイン造りにおいて非常に大切な工程です。丁度いい具合に乾燥させてから、ブドウを絞ります。
イタリア
地域ヴェネト州
醸造年度2015年
ブドウコルヴィーナ ヴェロネーゼ50%、コルヴィノーネ30%、ロンディネッラ15%、カベルネ5%
ガーネットのような深い赤色
香りベリーのジャムのような甘い香りにブラックペッパーのスパイスの効いた香り
味わいフルボディでスムースな味わいで、後味が持続します
アルコール度数15%
熟成中型~大型のオーク樽で3年間、そのごボトルに移して6ヵ月間熟成させる。

ワイナリー

サルトーリワイナリーはベローナ州のヴァルポリチェッラにあります。緑の丘にはブドウやオリーブ、サクランボの木が植えられています。このワイナリーは、1898年にピエトロ・サルトーリ氏によって造られ、その恵まれた起業家能力のおかげで、今ではイタリアで最も有名なワイナリーのひとつになりました。上品で繊細、そして伝統的なワインを造っています。

創設者の孫が四代目として引き継ぎ、ベローナのワインは今では世界中で知られるよういになり、そして愛されています。サルトーリワイナリーは、当時ピエトロ・サルトーリ氏が購入した17世紀にあった美しい村の中にあります。この場所は現在ではワイナリーのシンボルとなっています。

オリジナルのワインと料理の組み合わせ

このガイド、そしてプログラム(“Chinese cuisines meet Italian wines”)は、“The I Factor Limited”の“MELIUS”の一環であるイタリアンワインバンク(the Italian Wine Bank)によって推進されています。このガイドは、香港にあるCCI(the Chinese Culinary Institute of the Vocational Training)、クラブチャイナ・イタリアンソムリエ協会(Club China AIS)、そして“Italian Wines World Summit”の協力によって実現しました。

このガイドは、これから数年間でより多くの支持を得られると思われる壮大なプロジェクトの第一歩として始まりました。このガイドは、新しい食文化の理解を促進すると同時に、イタリアのワイン市場の評価基準や中国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、そして世界中で活躍する近代中華料理のシェフやレストランオーナーの紹介をすることを目的としています。

元のワインと料理の組み合わせはChinese Cuisines Meet Italian Winesをご覧ください。

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