炙りサーモンのマンゴーファンタジーとヴェネツィア ジュリア・ヴェルドゥッツォIGTのペアリング


ワインと料理の相性
スムーズで丸みがあり、芳醇な香りのヴェルドゥッツォは、マンゴーソースのかかった炙りサーモンとの相性が抜群です。料理に含まれるハチミツがワインの中のハチミツの香りを引き立て、ワインの甘みとサーモン添えられたマンゴーと枝豆のラタトゥイユがよく合います。更に、ワインのベルベットな舌触りが枝豆の苦みのある後味と見事に調和します。
材料
- サーモンの切り身(柵)150g
 - マンゴー 3つ
 - マンゴーパール 小さじ3
 - 枝豆(殻を取り除き茹でておく)40g
 - 塩 3g
 - はちみつ 小さじ1
 - レモンジュース 小さじ1
 - コーンスターチ 小さじ1
 - 小麦粉 10g
 - 薄口しょうゆ 30g
 - 水(上記の調味料を加えよく混ぜておく)100g
 
調理法
- サーモンの皮をキッチンタオルで拭きながらはがす
 - サーモンの両面にコーンスターチと塩をまぶす
 - マンゴー1つをさいの目に切っておく
 - 残り2つのマンゴー、ハチミツ、塩、レモンジュースをブレンダーにかけてマンゴーソースを作る
 - サーモンの両面を焼く
 - マンゴーソースを加えて、こんがりと焦げ目がつくまで焼く
 - サーモンをフライパンから取り出し、6等分して、お皿の片側に盛り付ける
 - さいの目に切っておいたマンゴー、枝豆、マンゴーパールを混ぜ、お皿のもう片方に盛り付ける
 
ワイン

ヴェネツィア ジュリア・ヴェルドゥッツォIGT (Verduzzo Venezia Giulia IGT)
ラウシェード (Rauscedo)
 | ワインの概要 | 北イタリアにおけるヴェルドゥッツォの歴史は長く、15世紀まで遡ります。そしてヴェルドゥッツォは現在に至るまで、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州における主要なワインのひとつとして数えられています。糖度が高くハチミツのような味わいから、ヴェルドゥッツォは地元のスウィーツやデザートと一緒に楽しまれることが多いです。 | 
| 国 | イタリア | 
| 地域 | フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州 | 
| 醸造年度 | 2018年 | 
| ブドウ | ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ100% | 
| 色 | 黄金色 | 
| 香り | ハチミツとフルーツジャムの香り | 
| 味わい | マルメロ(カリン)を思わせる香りとソフトで丸みがある、ベルベットのような口当たり | 
| アルコール度数 | 12% | 
| 熟成 | ステンレスタンクで7ヵ月 | 
ワイナリー

岩石の多い不毛な土地から高品質のワインを造りだすために、収穫に収穫を重ねて65年の月日が費やされてきました。古代ローマ時代から受け継がれてきたラウシェードの伝統の中には、荒涼とした土地を世界中で愛されるワインを造りだす最適な土地にするための秘密が隠されていました。2つの川に挟まれた場所に位置するラウシェードでは、“水は人々を分け隔て、ワインは人々を団結させる”と言われています。
オリジナルのワインと料理の組み合わせ
このガイド、そしてプログラム(“Chinese cuisines meet Italian wines”)は、“The I Factor Limited”の“MELIUS”の一環であるイタリアンワインバンク(the Italian Wine Bank)によって推進されています。このガイドは、香港にあるCCI(the Chinese Culinary Institute of the Vocational Training)、クラブチャイナ・イタリアンソムリエ協会(Club China AIS)、そして“Italian Wines World Summit”の協力によって実現しました。
このガイドは、これから数年間でより多くの支持を得られると思われる壮大なプロジェクトの第一歩として始まりました。このガイドは、新しい食文化の理解を促進すると同時に、イタリアのワイン市場の評価基準や中国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、そして世界中で活躍する近代中華料理のシェフやレストランオーナーの紹介をすることを目的としています。
元のワインと料理の組み合わせはChinese Cuisines Meet Italian Winesをご覧ください。




