順徳風鶏肉炒めとマッキエ・サンタ・マリアのカンパーニア・アリアニコ
ワインと料理の相性
辛口のアリアコニはミディアムボディでちょうどいい酸味を持ち、湛江市で養鶏された鶏肉を炒めた順徳料理との相性は抜群です。ワインのスムーズなタンニンが、雷州のミネラル豊富な赤土と様々な動物が生息している亜熱帯気候によりもたらされた鶏肉の豊かな味わいを引き立てます。ピーマン、ネギ、生姜の味わいが口の中ではじけながらもワインの調和のとれた風味を損なうことはありません。
材料
- 湛江市で養鶏されている鶏肉 200g(とても美味しい鶏肉です)
- 生姜 50g
- わけぎ 50g
- ピーマン 50g
- 生姜パウダー 10g
- 薄口しょうゆ 10g
- チキン・ストック・パウダー 5g
- 塩 5g
- ピーナッツオイル 50g
- 食用花 2つ
調理法
- チキンを食べやすい大きさに切り、塩、チキンパウダーを加え、味付けする
- チキンをこんがりと色が付くまで両面焼く
- 生姜をみじん切り、ピーマンはたてに切り、わけぎも切っておく
- フライパンに材料を加え、チキンと合わせて炒める
- 生姜パウダーと薄口しょうゆを加える
- 食用花を添えて盛り付ける
ワイン
カンパーニア・アリアニコIGT (Campania Aglianico IGT)
マッキエ・サンタ・マリア (Macchie Santa Maria)
ワインの概要 | アリアニコ(ブドウ)は、古代ギリシャの植民地時代(紀元前7-6世紀)にギリシャ人によってイルピニアにもたらされ、それ以降、この土地の最も代表的なブドウの一つになりました。 |
国 | イタリア |
地域 | カンパーニア |
醸造年度 | 2018年 |
ブドウ | アリアニコ100% |
色 | 輝くようなルビーレッド |
香り | タバコとブラックペッパーの中にほんのりチェリーの香りが漂う、品のいいスパイシーな香り |
味わい | 力強く調和のとれた辛口 |
アルコール度数 | 13% |
ワイナリー
イルピニアのワイン造りは何世紀にも渡り伝えられてきた芸術で、マッキエ・サンタ・マリアワイナリーでは3世代に渡り受け継がれてきました。新しい世代の起業家精神と熱意により、最新技術と伝統的な製法を巧みに組み合わせ、素晴らしいワインを造りだしています。
オリジナルのワインと料理の組み合わせ
このガイド、そしてプログラム(“Chinese cuisines meet Italian wines”)は、“The I Factor Limited”の“MELIUS”の一環であるイタリアンワインバンク(the Italian Wine Bank)によって推進されています。このガイドは、香港にあるCCI(the Chinese Culinary Institute of the Vocational Training)、クラブチャイナ・イタリアンソムリエ協会(Club China AIS)、そして“Italian Wines World Summit”の協力によって実現しました。
このガイドは、これから数年間でより多くの支持を得られると思われる壮大なプロジェクトの第一歩として始まりました。このガイドは、新しい食文化の理解を促進すると同時に、イタリアのワイン市場の評価基準や中国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、そして世界中で活躍する近代中華料理のシェフやレストランオーナーの紹介をすることを目的としています。
元のワインと料理の組み合わせはChinese Cuisines Meet Italian Winesをご覧ください。