いつ、そしてなぜワインを熟成させるのでしょうか?

いつ、そしてなぜワインを熟成させるのでしょうか?

そして熟成させることは必ずしもワインを美味しくするとは限らないです!

古いワインほど素晴らしい。皆さんそう思っていますよね? 古いワインは暗い洞窟の中に 保管され、長期間の間に徐々に埃をかぶり、おいしくなると思っているでしょう。違いま す!確かに、 ワインを熟成させる根本的な理由は味をより美味しくさせることです。 また、こ のワインの味を一層コクのあるものにするためです。

しかし、鍵は「このワインが過去にないくらいおいしくなること」です。 何種類かのワインにとっては、年月を重ねることではありません。 このようなワインは、製造された直後の新鮮さを楽しむものであり、長時間熟成させると美味しくなくなってしまうのです。

熟成させるべきワインはどのようにして分かりますか?

いつ、そしてなぜワインを熟成させるのでしょうか?

素晴らしい質問です。 この質問に答えるためにはワインが熟成するプロセスおよびそのプ ロ セスの最終目的を理解する必要があります。 そうすると、ワインを選ぶとき、どれを熟成させる べきで、どれをさせないべきなのか理解でします。

何が起こっているのでしょうか?

時間が経つにつれ、ワインの化学組成は変化しています。 着色粒子が沈殿し始め、 容器の 底にたまっていきます。 タンニン(口の中が乾いた感覚になるワインの要素) は徐々に柔 らかく感じるようになります。 風味は進化し、変化し続けます。フルーツの風味が豊かになり、瓶詰め前にワインを樽で熟成させた場合、樽特有の香りと果実の甘みが調和し、素晴らしい ハーモニーを奏でます。

なぜこうしたいのか?

最終的な目標は、ワインの味を可能な限り良くすることです。最高なワインを披露すること。味は粗いところなく、素晴らしく調合されます。口の中が綿 でいっぱいのような乾燥した感覚はワインには全くないでしょう。 長期間熟成し過ぎて果物の風 味が乾燥したり、鈍くなったり、抜けたりしないようにします。正しく熟成されたワインは、ハーモニーを奏でるよう にバランスのよいものでしょう。

熟成すべきワインの選びかた

ワインの熟成:それぞれのワインの適切な熟成期間について

熟成させるということは、化学変化を意味するので、化学変化で有利になるものを熟成させるべきワインとして選びましょう。 それは複数の要素を見ることです。 

1.    タンニン

高品質のタンニンは、ワインを熟成させる主な理由の一つです。 未熟なタンニンが多く含まれているワインは、飲むと非常に口の中が乾燥すると感じる事があります。粗く、渋さを感じます。熟成の間、タンニンはワインから落ち始め、残ったものはより柔らか くなります。ワインを飲むときに、不愉快に粗く感じることもありません。 タンニンの量は白ワインより赤ワインのほうが一般的に高いです。そのため、カベルネソーヴィニヨンのように、赤ワインは熟成がよく関連しています。

2.    酸

酸は防腐剤で、熟成する間にワインが痛まないためのものです。 酸味の高くないワインは、フラットで鈍くなります。また、あまりにも長い間熟成された場合、その風味を失います。 白ワ インには一般的に十分な酸味がありますが、熟成に必要なタンニンはありません。ところが、 タンニンは木にも多く含まれています。そのため、白ワインは醸造時に木製の樽を使うことで、タンニンを含ませることができるのです。 多くのシャルドネはオーク材の樽で熟成させられることで有名です。

3.    味

最高な複雑で様々な変化に富んだ香りの相関はワインを熟成することによります。 フルーツ特有の香りを持つワ インは、熟成とともに、それを失う傾向にあります。 それらは、古さ、衰え、 鈍さなど、一般的に不 快な味になってしまいます。ピノグリージョのようなワインは若くて新鮮で生き生き としている時期に飲むことが素晴らしいお酒です。特に果 汁の風味を逃さないよう木樽を使っているワインは、多くの風味を持ち強力です。樽の中で熟成させることで、全ての風味が混ざり合い、素晴らしいワインが完成します。複雑な風味のワインは、熟成すると全ての要素が混ざり合いよりバランスがよく出来 上がります。

より複雑なワインはより熟成されることで美味しくなる

複雑でパワフルなワインをお選びください。若いワインが熟成に伴って深い味わいにバランスよく変化していくのをお楽しみいただけます。

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Cedar

執筆者 シーダー

シーダー・ストルテナウはシカゴを拠点とするワインライター、又、コンサルタントであり、テクノロジー業界で短期間働いた後、彼女は、あらゆる食に対しての関心が高かったのでワインに拠点が戻りました。彼女が特に注目しているのは、消費者がワインを買いやすくなることと、あまり知られていない品種に関心を持てるようになることです。シーダーは現在、ワインの小売業で仕事をしているほか、ワインに関する記事を書いたり、小規模生産者のブランド開発に関するコンサルティングを行ったりしています。

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